ミラノ雑感

言葉を使うということに向き合う場所。

2022年1月1日

2022年1月1日。ミラノ。

元旦は朝の散歩からスタート。元旦の朝の道は静か。インディペンデンツァ通りの方まで友達とおしゃべりしたり、お店を外からのぞいたりしながら歩いていると、いつの間にか長屋のような小さな一軒家が立ち並ぶ一角に入り込んでいた。友人曰く昔は工場の従業員の人たちが住んでいた建物だったとか。一軒一軒窓や屋根の形も違えば、ミラノには珍しい赤や黄色の壁が印象的だった。

 

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クリスマス以降、新型コロナウイルスの感染者数が急増。今日のイタリア国内の感染者数は14万人を超えている。一家に必ず一人は感染者および濃厚接触者として隔離生活をしている人がいるのでは…という状態が続いている。うちも十代の娘と息子の同級生が感染したので、念のため隔離生活をすることになり、クリスマスも各部屋でお祝い。旅行も取りやめ、年末も友人とのパーティーは諦めて、家族だけでほのぼのと年の瀬を迎えた。

 

それでもワクチンの効果か、重症になる人は以前より少なくなっている。今年はまた新たなスタンダードができるのか、それとも、今の生活がスタンダードとして定着するのか。できることを見定めること、できる方法を見つけることが今は大切だと思う。

 

2021年も揉まれました。2022年も揉まれます。

本年も皆様よろしくお願いします。